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新型コロナウィルスs蛋白IgG抗体(SARS-CoV-2 IgG II Quant抗体)測定をご希望の方へ

2022.01.17
SARS-CoV-2 IgG II Quant抗体(アボット社)のご案内

コロナウィルス感染に重要な役割を担うs蛋白抗体の測定が可能となりました。
この抗体は、新型コロナウィルスに感染したか、あるいは、新型コロナウィルスワクチン接種を受け、コロナウィルスで感染に重要なs蛋白への中和抗体が産生されたかどうかを調べる検査です。
従来のコロナウィルス抗体は、コロナウィルスのヌクレオカプシドという蛋白の抗体産生を調べる検査であり、過去の感染の有無を調べる検査になります。

検査は、保険診療外での自費検査となります。s蛋白抗体、ヌクレオカプシド抗体いずれも、
費用は、1回5500円(税込み)となっています。

《s蛋白抗体検査》
①ワクチン接種後、抗体が産生されているか、確認されたい方 
        ➡ 3回目の接種が終わって1か月後を推奨します。

②新型コロナウィルスに感染したが、抗体は現在どのぐらいになっているか知りたい方
        ➡ 過去に新型コロナ感染症に罹患された方も世界保健機構などでは
          接種を推奨されています。
          当院でのデータでも、感染後の抗体値は、
          ワクチン接種後の抗体値より低いデータが得られています。

③1回目、2回目のワクチンで副反応があり、3回目の接種をお悩みの方
        ➡ 重篤な副反応がない限り、オミクロン対策としては、
          3回目の接種が推奨されていますが、
          副反応が強く3回目の接種を迷っていらっしゃる方などにおすすめです。

実際の接種に関しては、かかりつけのご担当医にご相談ください。

検査結果がでるまでは、3-5日間程度を想定ください。検査希望の方は、ご予約は必要ございませんが、事前に当院にてご連絡いただき、WEB問診をお願い申し上げます。また、検査は自費検査でがございますが、検査当日は保険証等でのご本人確認をさせて頂きます。